IBM i 7.6 TR2とIBM i 7.5 TR8が発表になりました ~セキュリティ、開発環境、運用環境を強化・改善しています。

IBMは7月14日、「IBM i 7.6 Technology Refresh(TR)2」と「IBM i 7.5 TR8」を発表しました。今回のリリースは、新しいPower11世代のエントリーサーバー「Power S1112」の発表に合わせて提供されるもので、7月24日に出荷を開始する予定です。

今回のTechnology Refreshでは、セキュリティの強化、アプリケーション開発環境の高度化、システム運用の改善、パフォーマンス向上を中心に機能が拡充されました。セキュリティ面では、OAuth 2.0対応SMTPやIBM i Cryptographic Servicesの強化、多要素認証(MFA)のサポートなどを追加し、より安全なシステム運用を実現します。

開発環境ではJava 21に対応したほか、Visual Studio Codeとの連携やREST API、Rational Development Studioを強化し、IBM iアプリケーションのモダナイゼーションを支援します。また、IBM Navigator for iやAccess Client Solutions(ACS)の機能向上、Db2 for iの機能拡張により、運用管理の効率化も図られています。

さらに、仮想イーサネットのマルチキュー対応や仮想化環境のスケーラビリティ向上により、アプリケーションを変更することなくシステム性能を高められるようになりました。これらの新機能は、一連のPTFグループとして提供されます。

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