回答
できます。アイエステクノポートではそのために、スプールデータ変換ツール「UT/400-SDP」をご提供しています。
スプールファイルはIBM iのデータベースに格納された重要データを抽出し、マージし、わかりやすい形で表現しています。一般にスプールファイルは印刷用のデータであると思われていますが、ビジネスに必要なデータを端的に集約した最終集計結果であるスプールファイルはデータ活用の核であり、そこからデータを抽出してExcelなどのソフトウェアで利用できれば、基幹データを最短ルートで活用する有効な手段となります。
もちろんIBM iには、CPYTOIMPFという標準コマンドが用意されており、これを使えばIBM iのデータベースから必要なデータをCSVデータに変換することは可能です。しかしこれには要件ごとに抽出プログラムを作成する必要があります。また多彩なデータを集約したスプールファイルからCSVデータへ変換する標準コマンドは、IBM iには搭載されていません。
そこでUT/400-SDPでは、スプールデータをもとに必要項目を抽出したExcelやCSVのファイルへ変換したり、スプールイメージのままTEXTファイルへ変換する機能をご提供しています。
あらゆるデータの最終集計結果であるスプールデータから、必要な情報のみを簡単にCSV化したり、ダイレクトにExcelファイルに変換することで、Excelでの実績管理や営業日報作成などの二次加工が自在に実行できます。
