質問  紙で保管している帳票を電子化する最も簡単な方法は何ですか?

回答

簡易的に電子帳票システムを運用するには、帳票をPDF化することが、最も低コストかつ短納期の実現手段になります。

アイエステクノポートがご提供する「UT/400-iPDC」は、IBM iのスプールファイルから、表現力のあるグラフィカルなPDFファイルを作成するツールです。

スプールファイルをPDF化してフォルダに保管して閲覧・表示・印刷したり、ファイル名を検索したりすることで、簡易的な電子帳票システムとして運用できます。

これに向けて、UT/400-iPDC では、Windows論理ドライブ割り当てやIBM Navigator for iなどを利用し、クライアント側からIBM i上のIFS内にあるPDFファイルの閲覧・表示・印刷する機能を搭載しています。

またフォルダ階層を自動生成したり、PDFファイルの名称を動的に変更するなど、IFSフォルダ内の階層管理を支援する機能などもあり、簡易的な電子帳票システムとしての利用を強力にサポートしています。

さらに本格的な帳票電子化を実現したい場合は、UT/400-iPDCで出力したPDFファイルを活用する電子帳票システムの活用をご推奨しています。

たとえばUT/400-iPDCと、そのオプションである「ファイル転送オプション」を連携し、JFEシステムズの電子帳票システムである「FileVolante」により、PDFデータなどを集中的かつ強力に統合管理します。

FileVolanteであれば、専用ビューアを活用した即時表示、多彩な条件による高速検索、自在な二次加工、強力なセキュリティ対策など、PDFファイルを有効かつ安全に活用できます。

このように段階的な電子帳票化により、電子帳票保存法などにも弾力的に対応していくことが可能になります。

 

◎課題一覧

◎UT/400-iPDC

◎FileVolante連携(ファイル転送オプション)

 

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