質問 基幹帳票の印刷に使用しているプリンターコストを削減するには、どうすればいいですか。

回答

見積書や納品書、請求書など基幹システムから出力される帳票は今まで、IBM 5577に代表されるドットプリンターやラインプリンターなどの専用プリンターをチャネル接続やエミュレーションソフト経由で印刷していました。

こうした専用プリンターは、一般にオフィスプリンターとして使用されるレーザープリンターや複合機などに比べると、導入コストや保守費用が高額です。

これらの帳票をオフィスプリンターなどで印刷できれば、専用プリンターの導入コストや保守費用、それに伴う用紙コストなどを含めて、印刷環境でのコスト削減を実現できます。

オフィスプリンターへ出力するには、まず帳票をカット紙化することがポイントです。そして、カット紙化の決め手は、スプールファイルをPDF化することです。

「UT/400-iPDC」では基幹プログラムは修正せずに、IBM iのスプールファイルをPDF化することで、オフィスプリンターでの印刷を可能にしています。つまり帳票アウトプットのオープン化ツールなのです。

またUT/400-iPDCには、ページ複製やデータ複製機能があるので、複写伝票のカット紙化もアプリケーションの改修無しで実現できます。IBM iのスプールファイルを活かしながら、今までの帳票をベースにしつつ、カット紙化するための新たな帳票デザインを簡単に作成・変更・再設計できます。

また各メーカーのプリンターに対応する「UT/400-iPDC ダイレクト印刷オプション」を使用すれば、プリントサーバーを経由せず、生成されたPDFファイルをIBM i からダイレクトに指定メーカーのオフィスプリンターなどに印刷できます。

 

◎課題一覧

◎UT/400-iPDC

◎UT/400-iPDC ダイレクト印刷オプション

 

 

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