統制の効いた開発・運用体制を作りたい

開発・運用体制の課題とニーズ

ここ数年、システムのモダナイゼーションの必要性が強く説かれるようになっています。この背景には、10年、20年と使い続けてきたシステムの老朽化があり、新しい業務課題や経営課題への迅速な対応が困難という状況があります。

長く使い続けてきたシステムは、改修や拡張を重ねてきたこともあり、いろいろな問題を抱えています。

たとえば、開発・改修時のドキュメントが残っていないため、改修に伴う影響範囲の特定や問題の判別に時間・工数がかかる。あるいは、システムがブラックボックス化しているためソースやオブジェクトが正確に把握できない。改修の作業フローが属人化しているため、ソースの変更管理やチェックイン・チェックアウトが不明確。本番登録に時間・工数がかかり過ぎている、など。

これらの問題は、いざシステムを構築・改修しようとする時、大きなブレーキになることは言うまでもありません。モダナイゼーションやDXへの対応は、まず足元の開発・運用の環境・体制の整備が必要です。

解決策の考え方

モダナイゼーションやDXへの対応を円滑に進めるには、システム部門が直面している開発・運用・保守の課題を解決するツールの導入が不可欠です。

たとえば、既存のIBM iプログラムの中身が把握できていないのならば、プログラムの内容を解析し可視化するツールが必要です。リソースの使用状況を把握したり、ソースとオブジェクトの不整合をチェックして障害発生を未然に防げるのもツールが得意とするところです。

ただし、ツールを導入すれば問題が解決できるわけでは無論なく、どの作業でどのような使い方をするか、対象業務と利用シーン、利用者・管理者などの運用ルールを決めておくことも必要です。

また、ツール自体の使い勝手や運用性なども見落とされがちなので、実機のデモで確認したり、お試し期間などがあれば実際に使ってみることも必要です。

開発・運用体制の課題を解決する製品

当社は、ユーザー企業のシステム部門の有志が集ってできた会社なので、システム開発・運用・保守の効率性や利便性、品質に対して強いこだわりを持って業務を続けてきました。

会社の設立(1990年)とほぼ同時期にリリースしたツールは、開発・保守の課題をトータルに解決する「S/D Manager(Project管理・Object管理)」です。これは、ユーザー企業のシステム担当者だった当時の経験を踏まえて、「こんなツールがあったら便利」と考えて開発したツールで、リリース以降もお客様(システム部門)のご要望を継続的に取り入れて製品を改良し、成長させてきました。

「SS/TOOL-ADV」も同様に、1990年代中頃にすでに顕在化していた「システムのブラックボックス化」への対応策としてリリースしたツールです。この製品も、その後拡張を続け、RPG/400、ILE RPG、COBOLへの対応を実現し、プログラムの分析結果をさまざまに出力・照会できるように発展しています。

2018年にリリースされた「i-SM4D」は、従来の開発方法(PDM)を変更せずにソースの世代管理を実現するツールで、ソースに関して、誰が・いつ・何を修正したかが管理できるので、システム監査用の資料としても利用できます。

当社のツールの特徴は、すべてIBM i上で稼働することです。つまり、ツールを稼働させるための別のサーバーが不要で、IBM i上で稼働するため、IBM i上のツールとの連携がスムーズである特徴もあります。

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